

小学生の頃、福山動物園に遠足へ行きました。
まだリニューアル前の頃で、今思えばかなり年季の入った動物園でした。
動物を見て回っていると、お昼前に雨が降り始めます。
仕方がないので、廃墟のようになっていた動物資料館(?)のような建物でお弁当を食べることになりました。
中は古くて薄暗く、ただただ不気味。
そして、そこら中にある動物のはく製が怖い……。
「ここで、お弁当を…」と恐る恐る中に進んでいくと…
私たちの班が案内された場所は――
なんと猿のはく製展示室。
いや、怖すぎる
「嘘だろ……?」
と思いましたよね。
周囲を見渡せば、たくさんの猿たち。
こちらを見ているような、見ていないような。
なんとも言えない空気です。
同じ霊長類、いや、ほぼホモサピエンスの親戚たち(?)に囲まれながら食べるお弁当。
あの時の味は……
正直、まったく覚えていません。
でも、
「猿のはく製に囲まれてお弁当を食べた」
という事実だけは、何十年経った今でも忘れられません(笑)



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